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2010年08月27日 シーンNo.3-01 行動結果リプレイ   『予感』

シーン3-01「予感」



■■■ PTC@TRPG企画 ■■■
シーンNo.3-01 行動結果リプレイ 
『予感』


(――やっぱり、あの看板は「予告」だったんだ)
 エスヴァルドは朝を迎えた広場を眺めながら心の中で呟いた。
 広場の飾りである円環がなくなり、どこか寂しい光景となった広場。
集まる人々は騒然とし、落ち着かない表情を浮かべている。

(今はまだ人的被害はないけれど、安心は出来ないな)
 湧き上がる不安を隅においやり、懐から《エオロー》のルーンストーン
を取りだす。
(管理局で手に入れたこの石。あり得ない場所に”紛れ込んで”いたんだ。
もしかしたら広場のオブジェを盗んだネズミが置いたものかもしれない!)
 仮に予測が違ったとしても、看板の件と無関係だとは思えない。
(それなら、次にやるべきことは……)
 エスヴァルドは、ネズミが消えていったというカオスフィールへ続く道
へと歩みを進めた。


「もー、許せない!」
 ティアはいたくご立腹であった。
「……何が?」
 すぐ隣にいたファルがクールに尋ねる。
「ネズミさんだよ! 勝手に持って行くなんて犯罪だよ~!」
 とはいえ、広場の円環を盗んだとしてネズミに得があるとも思えない、
とティアは考えていた。
「たぶん、ネズミさんを操ってる黒幕がいるんだよ! ちょっと行って
懲らしめてくる! ファルはここで待っててね。すぐに戻ってくるから!」
 いうや否や、ティアはネズミの大群が消えた方向に駆けていった。
「……行っちゃった」
「まあ、大丈夫なんじゃない」
 ファルが振り向くと、そこには謎の上司。
 ティアとファル、双子の天使に『にんむ』を与えている謎の人物だ。
「たとえ、巨大ネズミに返り討ちにあったとしても、あの娘なら無事に
帰ってくるわよ。それよりファル。あなたはさらなる情報を探しなさい」
「……了解」
 ファルはティアを案ずる気持ちを胸中に収め、再びハードな『にんむ』
の遂行を開始した。


「……実害が出ては、黙って見ている訳にはいきませんね」
 サイエンティック製自動人形のカトレアもまた、事態は見過ごせない
状況にあると判断し、今日から調査を開始することにした。
「近隣の住民やご主人様のお屋敷に被害があってからでは遅いですし」
 騒音公害も十分近隣には迷惑になりうる……と、周囲への配慮(時と
してお局様的発想でもあるのだが)をも考えつつ、事態の鎮静化を図る
べく行動を起こし始める。


「こりゃもう行く道は一つしかないよナ! すなわち塔へ向かうべし!」
「かんばんをしらべるの!」
 二位三とミスリルは、見事に意見が分かれていた。
「なん……だと……。“山に塔”って云ったらそっちに行くだろRPG的に
考えて! 巨大目玉とか鎖使う変態とか居そうじゃない!」
「いくならひとりでいくの。あとそのねたつうじないとおもうの」
 ……つうこんのいちげき、なアレだろうか。スクエニ的に考えて。
「いくならひとりでいくの。あのかんばんがきんぞくっていうかのうせい
もあるの。きんぞくだったらわたしのでばんなのー」
 金属世界からやってきたミスリルは、金属のプロフェッショナルなのだ。
 お互いに調べたいものについて譲れない状況だったため、今回彼らは
別行動で調査を行うこととなった。


 リーファとシズナは、広場の端のチェアに腰かけながら騒然とした広場
を眺めていた。
「シンボルを持ち去ったものの真意解明が事件の全容の鍵の一つでしょう。
過去に類似した事件やゲ・ヒンノム国及びイブリース王などのキーワード
から手繰るなら、管理局データバンクや学術専門家を訪ねるのが常套手段
でございます」
 理路整然と告げるシズナに、リーファが答える。
「うん……そちらはシズナに任せるよ。わたしは占い師のところを尋ね
ようと思う。オラクル(幻視者)とよばれるほどの人なら、幻術や召還の
場合や遺失技術、魔法には得意分野じゃないかと思うもん。ただ……」
 リーファの表情が曇る。
「気がかりなのは看板が普通のモノじゃなかったことかな……。なら
ネズミも普通なわけないよね? ネズミを追う人達が気がかりだよ……」
「では、この通信映像インカムを何名かに渡しておくとよいでしょう」
 シズナがサイエンティックヘブン製の小型通信機器を取りだした。
「そうだね。じゃ、ネズミ追跡や塔に向かう人にこれを渡しておこう」
 リーファはシズナから受け取り、広場にいる人々の方へと小走りに
向かっていった。


 こうして――
 不安や好奇心、あるいは個々の立場から生じた動機をそれぞれの胸に
抱きつつ、43名の住人達は調査や追跡を再び始めた。
 はたして、待ちうける真相とはいったいどのようなものなのだろうか。





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シーンNo.3-02 リプレイ 『パズルピース ~DATA:the gathering~』に続く
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